射出成形金型では、モールドベースの構造選定が成形品質や生産効率、製造コストに大きく影響します。モールドベースには2プレート金型と3プレート金型があり、それぞれランナー構造やゲート方式、金型開閉機構が異なります。
2プレート金型はサイドゲートやダイレクトゲートなどで採用されることが多く、構造がシンプルで製作コストやメンテナンス性に優れています。一方、3プレート金型はピンポイントゲート(ピンゲート)に対応しやすく、ゲート位置の自由度が高いため、外観品質や樹脂の流動バランスを重視する成形品に採用されるケースがあります。
金型設計では、製品形状だけでなく、樹脂材料、肉厚、収縮率、ウェルドライン、ヒケ、反り、ガス抜き、離型性、ランナー長さ、ゲート径なども考慮してモールドベースを選定します。また、量産性、自動化、省人化、サイクルタイム短縮、メンテナンスコストまで含めた総合的な検討が重要です。
射出成形金型の設計では、ホットランナーやコールドランナーの採用、ゲートカットの有無、製品外観への影響、樹脂歩留まりなども比較検討されます。製品仕様や生産数量に応じて最適なモールドベース構造を選択することで、品質向上とコスト削減の両立が期待できます。
当社では、インサート成形用金型をはじめ、各種射出成形金型の設計・製作に対応しています。製品形状や使用樹脂、ロット数、品質要求に合わせて、2プレート構造、3プレート構造、ホットランナー構造など最適な金型仕様をご提案いたします。試作から量産まで一貫してご相談いただけます。