なぜエンプラは作られ始めたのか?
エンプラの製造が必要になった背景は、1960年ごろまでさかのぼります。
当時、世界的に工業生産が盛んになり、日本国内においても高度経済成長を支えたのは工業生産の成長が大きな要因となっています。
大量生産に対応するためには、従来の素材として使用されていた「金属」よりも軽く、加工が簡単であり、かつ安い素材を使用するニーズが高まったのです。
特に自動車部品においては、石油資源の枯渇問題に対応するための燃費対策のための軽量化を中心とした問題から、金属よりも軽量で丈夫な素材で作られた部品が必要になりました。
金属部品への代替手段としてエンプラが開発され、普及するようになったことで、さらにプラスチック部品のニーズは高まります。
その結果、生産者は従来のエンプラよりもさらに高性能なプラスチックを求めるようになり、スーパーエンプラが開発されたのです。
現在、エンプラやスーパーエンプラは機械的強度や使用温度の点において、汎用プラスチックと金属の中間に位置する素材として重宝されています。