ISO規格を取得する意味
企業がISO規格を取得することには、さまざまなメリットがあります。
1つ目は「海外市場への参入のため」です。
日本には従来「日本工業規格(JIS)」という規格が定められていましたが、これは日本国内において統一されているルールに過ぎず、国際的な取引においては異なるルールでした。
ISO規格を取得し、それに準じて製品を製造していることを証明することができれば、海外企業ともスムーズに取引できるようになります。
2つ目は「企業間競争における差別化のため」です。
ISO規格を取得しているということは、品質や安全面において基準をクリアしていることを証明することになります。
価格だけで勝負する企業間競争では企業の利益を損なうことになるため、ISO規格を取得することで他企業との差別化を図ることができます。
3つ目に「社内に統一ルールを設けることができる」ことです。
従来型の製造現場においては、職人の勘など個人に由来するセンス等が製造品質を決めていましたが、それでは担当者ごとに製造品質にばらつきが生じてしまいます。
ISO規格を取り入れることで製造現場に「誰もが同じ効率で仕事ができるルール」が出来上がるため、属人的なセンスに依存した製造体制から脱却できます。