プラスチックの「黄ばみ」の対応策!黄ばみの原因と対処方法について

  • タバコが原因の黄ばみの対処法
  • 添加物が原因の黄ばみの対処法
  • 経年劣化が原因の対処法


タバコが原因の黄ばみの対処法



プラスチックが黄ばんでしまう原因は、いくつか存在します。1つ目は「タバコ」によるものです。タバコに含まれるニコチンによって、プラスチックが黄ばんでしまうのです。また、食べ物のカスによっても黄ばみが発生しますが、タバコのニコチンと同じく、プラスチックの黄ばみの原因としては軽度なものといえます。


対処法としては、「メラミンスポンジ」を利用するのが手っ取り早い方法です。100円ショップでも販売しているメラミンスポンジは水を使いますので、電子機器など水に弱い品物のパーツであるプラスチックの黄ばみを解消する際にはプラスチックパーツを取り外して洗浄作業を行ってください。




添加物が原因の黄ばみの対処法



次は「添加物」が原因による黄ばみです。プラスチックの添加物が化学変化を起こすことによって黄ばみが発生します。この黄ばみはタバコや食べかすほどではないにしても、比較的簡単に黄ばみを解消することができます。


使用するのは「漂白剤」です。漂白剤を使用すると同時に「日光」も利用します。具体的な方法としては、漂白剤を水で薄めて(漂白剤の使用法に則ってください)中にプラスチックパーツを漬け置きします。


しばらくしたらこれを天日干ししますが、できれば1週間程度は日光にさらしておくことをオススメします。あとは、漂白剤を水洗いして落とせば、黄ばみや臭いを解消できているはずです。




経年劣化が原因の対処法



最後は「経年劣化」による黄ばみです。プラスチックは頑丈ですが、時間が経過することでどうしても経年劣化を起こしてしまいます。これは、プラスチックに含まれる成分が劣化することが黄ばみの原因であり、基本的に上記のような手軽な方法を含めて、何らかの方法で黄ばみを解消することはできません。


対処法としては、プラスチックパーツそのものを交換するしか無いと思ってください。黄ばんでいるということはパーツそのものが劣化している可能性が高く、見た目の悪さだけでなく耐久性の問題も含まれますので、放置せずにパーツの取り寄せ・確保および交換を検討してください。


プラスチックパーツは機器等の重要部分にも使用されていることが多く、場合によってはプラスチックパーツの劣化・破損によって機器全体が致命的なダメージを負うこともあります。